先日お届けしたRICKERSマガジン「サックスブルーに、小さな幸せを重ねて」に続いて、今回はスモーキーピンクをご紹介します。RICKERSのニュアンスカラーでもサックスブルーに並ぶ人気を誇る、絶妙な大人のピンク色。この色はなぜ、大人の女性を惹きつけ、そしてその魅力を引き立てるのでしょうか。おそらく全ての女性がもつピンクとの思い出を軸に、その秘密を考察してみます。
スモーキーピンクってどんな色？
まずは、スモーキーピンクがどういう色なのかお話しさせてください。
スモーキーピンクとは、くすみがかったピンク色のことを言います。サーモンピンク や ショッキングピンク、ベビーピンクなど、そのグラデーションにおいて様々な人気色をもつピンクですが、スモーキーピンクもまた 人気の高いピンク色です。
トーンとしては、パステルカラーとまではいかないけれど淡く、しかしちゃんと主張のある色。ベビーピンクとサーモンピンクの中間くらいに位置するような色、と表現すると分かりやすいでしょうか。RICKERSの得意とするくすみカラーの一つです。
ところで、皆さまがピンクにもつイメージって、どのようなものでしょう？
「可愛い」「甘い」「女性らしい」……それからお守りなどの影響で「恋愛運」をイメージされる方もいるかもしれませんね。
そのイメージのとおり、ピンクは 本質的な愛を象徴する色だと言われてきました。スモーキーピンクもまた然り。ご自身用なら、自分を大切にする気持ちを込められるような色ですし、誰かに贈るなら、その想いを乗せることができる色だと思います。
だけど ここまでお読みいただいた方の中には、ピンクが苦手、という方もいらっしゃるかもしれません。実は、私もそうだったんです。甘くて可愛らしいイメージのあるピンクが自分にはどうも似合わない気がして、子供の頃からずっと苦手でした。
そしてまた、こんな方もいるんじゃないでしょうか。「ピンクは可愛いしずっと好きだけど、さすがに今の年齢では、もう似合わない」……
ここからは、そんな両者に、RICKERSのスモーキーピンクをおすすめしたいと思います。
ピンクが苦手なあなたにも、ずっと好きなあなたにも。
RICKERSのスモーキーピンクは、ピンクが苦手だったあなたにこそ、そして、ピンクが大好きだけどもう似合わないと思っていたあなたにこそ、選んでいただきたいピンク色です。
ピンクって、良くも悪くも 先ほどのようなイメージがありますよね。甘くて、可愛らしい。小さい頃にピンクを着せられたことのない女の子って、まずいないんじゃないでしょうか。ピンクはいつの時代も、女性らしさの象徴でした。……今でこそ性は多様化し、昔ほど色に対して凝り固まったイメージはないですか、それでもピンクにはやはり、女の子の色という強い印象が残っています。
私をはじめピンクが苦手な方はおそらく、そのイメージを押し付けられるのがイヤだったんじゃないでしょうか。女の子らしくあれと言われているような気がして、それに反発したくて……。そうして食わず嫌いになってしまったところがあるのかもしれません。
反対にピンクが好きだった方は、その色の少女らしい可憐さを 気に入っていたのではないでしょうか。女性ならではの表現ができる色として、漠然と惹かれる色……。だからこそ年齢を重ねた時に、当時好きだったピンクと現在のご自身とのギャップに、戸惑っていらっしゃるのかもしれません。
RICKERSのスモーキーピンクは、いまピンクに縁のない方にこそ出会っていただきたいピンク色です。
思い出の中にあるピンクに一枚ヴェールをかけたような、落ち着いた色味。可憐さというよりは、温かみや包容力を感じていただけるはずです。
私はRICKERSのスモーキーピンクに出会って、ピンクへのイメージが変わりました。今までなんだかソワソワして、心が落ち着かなかったピンク色……けれどもスモーキーピンクは、その包容力ゆえ、むしろ心落ち着かせてくれるのです。
ピンクとしばらく距離を置いていた方にも、納得いただけるニュアンスカラーだと思います。ピンクとご自身の溝を、そっと埋めてくれるようなスモーキーピンクを通じて、歳を重ねたことを、むしろポジティブに思えるのではないでしょうか。だって少女だった頃にはきっと、この色をこんなにも素敵に持ちこなせなかったはずですから。
そして、肌を綺麗に見せてくれるという効果もあるんです。スモーキーピンクのアイテムをもつ手元に視線を落とした時、いつもより少しだけ自分が素敵な気がして、いつも嬉しくなってしまいます。
これはまさに、大人の女性ためのピンク色。ピンクが苦手なあなたにも、ずっと好きなあなたにも気に入っていただける、絶妙なピンクです。
これをお読みいただいたあなたに、ぜひRICKERSのスモーキーピンクをお試しいただけたら嬉しいです。
RICKERSには他にもおすすめのニュアンスカラーがたくさん。またこのマガジンで、少しずつ その魅力をお伝えしていきますね。
